シージョセ/小説/A5/オフセット/152p/¥1500/R18

06/30 シャボクラッ☆JB 西4 西M49a gaslight_red

SPシーザー×社長ジョセフ

ぶっきらぼうだけどジョセフには甘いシーザーととにかくシーザーが好きすぎるジョセフの話

銃をばんばんやったり、社長権限でいろいろやったり、デートしたり結婚したり大人のいちゃいちゃが好きなかたにおすすめです

2015/11よりpixivにて連載していたものを加筆修正して本にまとめました

完全書き下ろしエピソードは40000字ぶんくらいです

表紙デザインメモ

サンプルとしてエピソード10の冒頭を少し


この数年、葬式が続いた。

JOJOの祖母、祖父とも思って慕っていた祖父の親友、と立て続けに身内が亡くなり、JOJOは泣くのを我慢するのが上手くなった。

泣いてもいいんだぞと思うのに、俺のかわいい妻は葬式では涙を流さず、家に帰ってぼんやりとした時間にふと一人で泣いている。

おそらく今日も泣かずに、けれども今週のどこかでふっと涙を流すのだろうと思うと、そのときは確実にそばにいるようにしなければと眉間にしわが寄った。

神父の言葉が続く中、ちらりと隣の男をうかがえば、真摯なまなざしを揺らすこともなくしっかり前を向いている。子どもの頃からカトリックであった俺と違いこいつはミサなども出ていないようだったが、神を思う心は芯の部分にあるようだ。

葬式用のダークスーツと黒いネクタイはJOJOの男ぶりをぐっと上げている。

ひげを生やすようになったからか年齢を重ねたからか、はたまた会社がでかくなったからか、最近では若造がと舐められることも少なくなっている。これでいて年齢はたかが三十三だ。不動産界隈での地位は確固たるものとなりつつあるし、これはあと二十年もすれば不動産王などと二つ名がつく未来もあるだろう。